小豆島について

小豆島を一言でいうと…

小豆島(しょうどしま)は、瀬戸内海で2番目、香川県では一番大きな離島です。
船でしか渡れない島としては国内で最大の人口があり、島の形が西を向いた牛の形に見えるというユニークな島です。
面積は約153km²ほどですが、地場産業も多く、また独自の生態系を含めた豊かな自然にも恵まれた島です。
小豆島

小豆島の産業…

400年以上の歴史を持つ素麺や醤油をはじめ、佃煮・ごま油、石材やオリーブ・オリーブ製品、あとはやはり島だけに漁業…人口約3万人程の島にこれ程たくさんの地場産業があります。
特に最近人気の高まっているオリーブは、温暖な瀬戸内海式気候を活かし、日本ではじめて栽培に成功した島であり生産量も日本一です。
そして、豊かな文化・自然を活かした観光産業も小豆島の大きな産業のひとつです。
オリーブ公園 風車

小豆島の自然…

1923年(大正12年)に、国の名勝として登録された寒霞渓を中心に、変化に富んだ豊かな自然が特長です。寒霞渓の東には、瀬戸内海最高峰の星ヶ城山(標高816m)があり、小さな島からは想像できない程スケールの大きな眺望も魅力です。生物でいうと、カンカケイニラやショウドシマレンギョウといった小豆島の固有種があったり、銚子渓自然動物公園(おさるの国)で知られるニホンザルや、その他野生動物もたくさん生息しています。
また、寒霞渓を含む瀬戸内海国立公園は、日本初の国立公園として指定され、今年(2014年)で80周年を迎えます。
寒霞渓

小豆島の歴史

古くは日本書紀に阿豆枳辞摩(あづきじま)としてその名が登場します。
昔から海上交通の要とされ、古代は御料地、吉備国、讃岐国、その後江戸時代頃には、一部は津山藩領や天領、廃藩置県後は倉敷県だったりと変遷を繰り返して、最終的に香川県の島となりました。
1686年頃には、島の僧侶たちが弘法大師(空海)の修行・祈念の場を小豆島八十八ヶ所霊場として整備し、今でも多くのお遍路さんが巡礼に訪れています。
小豆島八十八ヶ所霊場

小豆島の観光

先に紹介した小豆島八十八ヶ所霊場や、小豆島オリーブ園やオリーブ公園などのオリーブに関する場所をはじめ、醤油蔵や佃煮工場が軒を連ねる「醤の郷」、南北朝時代に、敵方の侵入を拒む為に作られた町並みが残る「迷路のまち」、ギネスブック認定の世界一狭い海峡「土渕海峡」や、こちらも先に紹介した「寒霞渓」。最近は映画やドラマの撮影場所としても有名になった「エンジェルロード」。そして、壺井栄の小説「二十四の瞳」を映画化する際のセットを保存・公開している「二十四の瞳映画村」など、その歴史や豊かな自然をベースにした観光施設やスポットが数多くあります。
醤の郷
このように、小さな面積に多くの魅力がギュッと詰まった小豆島で、
「木村グループ」は、お客様の為、小豆島の為に邁進していきます。